統計検定2級をCBT受験し、比較的余裕を持って合格できました!
受験に当たって色々CBT試験について調べたため、実際に受験した経験と合わせてまとめました。
また、勉強方法についても記載しておきます。
~目次~
1. 通常受験とCBT受験の違い
以下にメリットとデメリット、また通常試験と変わらない点をまとめました。
個人的には2000円多くかかりますが、時間と場所が融通の利く点が大きかったためCBTを受験しました。
メリット
- 受験時間が自由(通常試験は1年に2回)(※)
- 受験場所が多い(※)
- 受験結果が当日分かる
- 合格点が低い(CBT:60点 通常:70点(但し難易度により調整有))(※)
デメリット
- 受験費用が高い(CBT:7000円(学割:5000円)・通常:5000円)
- PC画面に問題が記載され、回答もPCのため紙の受験になれた人には少しとっつきづらい
変わらない点
- 試験範囲及び問題の雰囲気
- 制限時間(90分)
- 成績優秀者の公表有
※受験時間、場所については以下を参照ください。
https://apply.odyssey-com.co.jp/center/search100.php?examtype=55
※合格点は低いですが、恐らく問題の難易度等で調整はされてるかと思います。
2. 受験の流れ
受験会場及び日時を決定する(会場によってはTELが必要)
https://apply.odyssey-com.co.jp/center/search100.php?examtype=55
↓
odyssayIDを取得する
https://cbt.odyssey-com.co.jp/
↓
当日は時間厳守で会場へ
当日ユーザ名とパスワードの入力を求められるため、必ず覚えて行きましょう。
3. CBT受験の勉強方法
GWの休みをフルに使ったのもありますが、本格的に勉強を始めてからおよそ1週間で合格できました。
CBT受験のと記載しましたが、基本的に通常試験と試験範囲は変わらないため、勉強方法も同じで大丈夫です。
自分が勉強した内容は以下の3つです。
①平均・分散/正規分布等の分布/推定/検定等の基本をまずは網羅する
個人的にはこの本が非常にとっつきやすく分かりやすかったです。
自分は、合わせてRの勉強もしたかったので以下も買いました。(後半の内容は不要です)
上記二つは同じ作者で内容もかぶっているので、どちらかあれば大丈夫かと思います。
お金をかけたくない人orより深く掘りたい人は以下の統計学の時間を読むのが良いかと思います。
STEP0とSTEP1を全部読んで練習問題を解けばかなり身につきます。
②計算問題の演習をする。
本番の試験は半分弱が計算問題になります。
これは数をこなすのが一番習得が早いと思いますので、自分は参考書を一冊かってやりました。
古い本ですが、解説が分かりやすく、難易度もちょうど良く、問題数もしっかりあるためオススメです。
ただし、古い版は誤植が多いらしいので、できるだけ新しい版を買いましょう。
また、電卓を使ってやるのに慣れておくのがお勧めです。
自分の好みの問題集を一周して、間違えた問題を1~2回繰り返せば大丈夫だと思います。
③過去問をやる
過去問を時間を計ってやって、感覚をつかんでおきましょう。
以下の公式問題集がお勧めです。
なお、毎年2~4問程度、上記の参考書などに載っていない単語の問題などが出ます。
無視しても良いのですが、過去問をやって知らないワードは一通り調べて理解しておきましょう。
こういったワードについては、上記の統計学の時間を見ていると結構カバーできます。
4. CBT受験の感想
以下、雑感も含めたその他の感想です。
- ペンと計算用紙は準備されるので、計算などに困ることはありませんでした。
- 過去問と比較して少し難しいかなと感じました。合格点との兼ね合いかなと思います。
- 横浜の会場で受けたのですが、受付時間がかなりシビアでした。
受付は15分前からで、3分遅れてきた人を帰していました(担当者に依るかもしれませんが)。時間は厳守しましょう。
以上です。
しっかり準備すれば出題範囲も決まっているため、そこまで難しくないかと思います。
がんばってください!